利益率73%!絶対に失敗しない経営術とは!?


「モノが売れにくい時代」と言われ続けて久しいですね。

そんな中、某有名デパートでは、新装OPENの安売りセールを行い、1日で売上げ7億円を上げていたようです。


ちょっとだけ聞けば「景気がいい話」ですが、気になりませんか?


本当の所、利益はいくら出ているのでしょうか?
それに、我々のような小資本が利益を出すには、どうしたら良いのでしょうか?


そのあたりをちょっとまとめてみました。


有名な会社の利益率など

超有名企業でもこんなもん

完全な主観と偏りのもと、気になるであろう有名企業を順番付けしてみました。下にいくほど、かなりまずい事になっています。

社名 利益率
1.ヤフージャパン 50.7%
2.グリー 35.7%
3.セブン銀行 18.8%
4.Docomo 10.6%
5.JR東日本 6.9%
6.トヨタ自動車 1.1%
7.日本通運 0.8%
8.三越伊勢丹ホールディングス 0.3%
9.全日空ANA -13.1%
10.日本航空JAL -196.6%


一番下はおまけで付けていますが(笑)、こう見ると、通信ネットワーク絡みの業種が上位に来ているのが目立ちますね。
下位の業種では必須の、工場や大型設備などの巨大な箱物を必要としていない点に、何か我々にとってもヒントが隠されているかも知れません。


うちのまつげエクステサロンの場合だと・・・

月商103万円で利益75万円

これは施術者1名で達成した数字です。
支出の明細はざっくりとこんな感じです。

  • 家賃     20万円
  • 光熱費     2万円
  • 広告費   2.5万円
  • 仕入れ代金  2万円
  • 通信費   0.5万円
  • その他、諸々 1万円

合計 28万円

人件費はどこいった!?

と、すぐに経営者の方なら気付いたことでしょう。実は、身内の者が施術を行っている為、人件費は0なんです。
まー、人件費を30万円としても十分な利益は残る計算なのですが、身内で始めた理由は次に書いています。
ぜひ、次を読んでみてください。


失敗しない為の4大要素

1.在庫を持たない

資金繰りの悪さ、場所の占有につながります。
一番厄介なのは、賞味期限の少ない食品とかでしょうか。


まつげエクステサロンでは
まつげエクステ、グルーなどコンパクトサイズのものばかりで、使用期限を気にするのはグルーくらい。

2.仕入れ値(材料費)が安い

原価、利益率に直結しますので、仕入れが安い業態を選びます。
もしくは、工夫して安く買えるようにします。
(アウトレット、季節から外れた洋服など)


まつげエクステサロンでは
まつげエクステ、グルーは、お客様1人あたり100円以下

3.初期投資・固定費リスクを減らす

大きく分けて、家賃と人件費のこと。
家賃は、サロンなら自宅の一室を改装するとか、ネット通販であれば、自宅に在庫を保管するなど。
人件費については、最初は自分、もしくは家族で行えるようにしておき、人は雇わない。


まつげエクステサロンでは
⇒自宅の一室などで開業しているサロンも多い。
 ※保健所への美容所開業申請は必要

4.リピート業態

どれくらいの頻度で来店して頂けるか?
飲食店などは、
【立地条件×価格×味×お客の気分】
この全てが揃わないと、なかなかリピートしてもらえない。


まつげエクステサロンでは
⇒来店周期が3週間〜6週間と短い。


でも一番大切なのはというと。

ポジティブシンキング・ネガティブシミュレーション

放送作家おちまさと氏が、実にうまいこと表現してくれています。


気持ちの根底では「失敗してなるものか!」
リアルな想定では「あ、こんな困った事になっちゃうかも・・」


この一見して、二律背反する2つを同居させる。
そうする事で、リスクの少ない安定した経営が見えてくると思います。


最後に。

いかがでしたか?中小規模の店舗経営は、大規模のそれとは全く異なります。軸がぶれていては、時代の流行り廃りにいいようにあしらわれてしまいます。このブログが皆様の
【ブレない軸の形成】に役立てば本当に嬉しいです。


今後も、こんな感じで記事を更新していきますので、暇な時にでも覗いてみてくださいね。