費用対効果540%! いかに安く新規顧客を獲得するか!?

今回のテーマは、
「いかに広告費用を抑え、新規顧客を獲得するか?」


うちで経営しています、まつエクサロンの実例を出しながら、考察していきますね。
まー、毎度毎度の手前味噌な実例ですが、飽きずにお付き合い頂ければなと。


うちのまつエクサロンの広告費は33,000円。※2010年8月実績
出稿先も4箇所と少ないのですが、実はどれも費用対効果の高いものばかりなんです。

今回は、それらを全て紹介してしまいますので、ぜひ参考にされてみてください。
たぶん、自店舗で出している費用対効果の高い広告を教えているとこは、あまりないと思うので。


最近の広告の流れ

広告というと、新聞、雑誌、テレビ、ラジオなどのオフラインから、WEBのオンラインと、出稿対象は数多ありますが、今回はWEBに絞っていきます。これは、最近の広告費の動きが圧倒的にWEB優勢になっている事と、費用対効果を高めようとすれば、WEB広告を無視することは有り得ないからです。

今までがひどかったわけです。

2009年の広告費は、WEB広告費(7069億円)が新聞広告費(6739億円)を上回ったそうです。
電通調べ)


「なぜ、このような現象が起きているのか?」


理由は簡単で、WEB広告の方がインフラ維持にかかる費用が少なく済むため、広告費用を抑えられるからです。


不景気がどーのこーのとか関係ありません。
単純にWEB広告の方が割がいいからです。
それに、出稿締め切りなどの融通も圧倒的に効きますし。

WEBへ、そして成果報酬への流れ

そして、WEBの中でも、流れは「月額固定費」から「成果報酬型」へ移行しているといえます。
今までの暴力的・威圧的な料金体系は鳴りを潜め、我々出稿者にリスクの低い形態が台頭しているわけです。


例を挙げれば、今流行のグルーポンサイトや、クリック単位ではありますが、PPC広告などがあります。
※用語が分からなければ、検索すればすぐに出てきますので調べてくださいね


これが実際に出している広告です♪


【管理人運営のまつげエクステサロン:2010年8月実績】

[媒体名] [広告費] [来店数] [売上げ] [媒体URL]
まつげエクステサロンナビ \10,000 12人 \67,480 http://www.matuge.biz/
Yahoo!Beauty \13,000 9人 \52,700 http://beauty.yahoo.co.jp/
美美美コム \7,000 7人 \41,420 http://www.vi-vi-vi.com/
クーポンランドKIREI \3,000 3人 \16,900 http://nail.c-pon.com/


※上2つは月額固定、下2つは成果報酬制です。


費用対効果は540%!

広告費として33,000円を投じ、178,500円の売上げにつながりましたので、5.4倍、540%の費用対効果となりました。
売上げ(新規顧客のみの)に対する広告費の割合としては、18.48%。
全体売上げからいえば、2.3%ほどですので、経営者の方ならお分かりだと思いますが、決して、悪い数字ではないですよね。


費用対効果が高い広告の見つけ方

費用対効果が高い広告 = 良い広告
この図式はあなたも異論がないでしょう。


では、良い広告とはどういったもので、どのように見つけたらいいのでしょうか?

1.リスクが低いこと

単純単価が安い、初期費用が少ない、もしくは無料など、出稿側の絶対的なリスクが低いことが、まず挙げられます。

2.お試し期間があること

初月無料など、お試し期間を設けてあるところ。
その間に広告の効果測定をしておくとよいでしょう。

3.成果報酬であること

予約があったお客様の分だけ、支払えば良いので、費用対効果が悪くなりようがありません。


先にあげた実例でいえば、美美美コムとクーポンランドKIREIが該当します。
特に美美美コムは、お客様が来店されなかった場合、課金キャンセル可能ですので、出稿側にやさしい仕様ですね。

4.対応が早い、もしくは自分で編集可能

これ、見過ごされがちですが、意外に大事です。
とっさに新キャンペーンを打ち出したい時、料金体系の変更をしたい場合など、変更処理に3日以上かけていられません。


例えば、週ごとにキャンペーン料金を細かく変更し、効果測定をする事も可能です。
うちのサロンでは1ヵ月に渡り、数回測定し、最終的に最初に設定していた金額よりも1,000円高くしても
集客人数が変わらないという結果が出ました。


ちなみに、今回挙げた4つはどれも対応が早いです。(美美美コムは自分で編集可能です)


最後に、、「広告を出す意味」とは?

経費がかからないという点からいえば、全て自店舗HPから直接集客したいのですが、誰もが知っているブランド店舗ならいざ知らず、我々中小サロンがそんな事もいってられません。


広告を出す事は、新規顧客の獲得にありますが、それ以外にこんな意味もあります。
「目に見える売上額」以外にも目を向けてみましょう。

認知度UP

人は、頻繁に目にするものに信頼感を持ってしまうものです。
例え、それが広告などの商業媒体であってもです。


私も、テレビでCMをバンバン打っている会社に、知らず知らずの内に根拠のない信頼感、安心感を持つことがあったりします。

SEO対策

SEO,つまり検索エンジンの上位表示対策の一環にもなります。
優良なサイトからリンクを貼ってもらうことは、検索エンジンから評価される大切な基準です。
あ、でも作ったばかりのサイトからリンクも貼ってもらってもマイナス効果になる事もあるみたいなので、そのあたりは注意してください。


Yahoo!Beautyに申し込んだのも、そこからの集客というよりも、SEO対策狙いの部分が大きかったですね。Yahooは、そのあたりをお金で買える部分が大きいというのは、都市伝説的な噂ではなく真実だったんだなと実感しました(笑)

極論すれば、原価割れしなければ

いいと思いますね。
まつげエクステサロンは完全なリピート商売ですし、広告費用を拡大するのはリピート率を高めてからでいいでしょう。


あ、でもリピート率が高まれば広告費用を増やす必要がなくなるか( ̄ヘ ̄; )
ちょっとしたパラドックスは無視するとして(笑)、今回の記事が少しでも広告出稿のご参考になれば嬉しいです。


何か質問ありましたら、コメント欄にてよろしく。